拾得物管理用Excelマクロ(Windows用)
VBA(Visual Basic for Applications)の備忘録。
5年ぐらい前に仕事の関係でExcelのマクロを教わる。
その後、初めてExcelで作った拾得物管理表のアプリ。
概要
導入前は、紙の台帳で拾得物を管理していたが、
タブレットPCにこのExcel表を入れて運用。
旧台帳同様に、拾得物の登録~引渡し迄を電子化。
サインはタブレット画面に直接してもらい(ペン or 指で)、
そのサインを画像として表に保存。
初期設定
- 適当にフォルダを一個作る(とりあえず、西暦毎にフォルダ作って運用)。
- フォルダ内に拾得物管理表を入れる。
- 同階層内にサイン保管用のフォルダを作る(フォルダ名は「サイン」とする)。
- 管理表を開き、西暦を下二けた入力するだけ。
マクロ画面
Excelを開くとこの画面が立ち上がる(当時の仕様)。
拾得物を登録する際は、受付ボタンを押す。
すると下の画面に切り替わるので必要事項を入力。
登録ボタンを押すと、各フロアに掲示用の原紙が出てくる。
(運用時の補足)
印刷された掲示用の紙をコピーして各階へ掲示。
印刷された保管用の紙と拾得物をセットにして保管。
数日して引取りが無い場合は、警察へ提出。
拾得物引き渡し時は、トップ画面の引渡ボタンをクリック。
該当する物をリストから選択(ダブルクリック or 引渡ボタン)。
下の画面に受取者の部署と連絡先を入力し、対応者を選択。
後は、受取者にサインをもらうだけ(タブレット画面へ)。
引渡し後、サインは画像として保存される。
トップ画面の引渡済ボタンを押して、履歴を選択すると表示。
マクロ作成時に苦労した点
作成期間は数ヵ月(日常業務の合間や家で・・・)。
当時の上司の指示で作り始めたが職場だけでは時間が足りず、
家でも出来る様にする為にOffice365に課金開始(身銭)。
特にサインの保存に試行錯誤した結果、下記の通り対応。
・管理表上へは、グラフの機能を応用。
・返却後の履歴確認時は、サインフォルダに出力した画像を読込む仕様。
ダウンロード(Windows用)
こんなニッチなマクロの需要は無いとは思うが・・・ご自由にどうぞ。
(当時はググってもそれっぽいのが見当たらず・・・作成開始)
<注意点>
会社や自宅では動作確認済(Windows10/Excel for Microsoft 365)。
但し、自宅のMacでは×。
Excel起動時にマクロが開くコードはコメント化(停止)済。
部署名等は、設定シートの表に直接入力すれば変更可。
又、公開用にファイル名を英字へ変更済。
拾得物登録時に、掲示用と保管用の紙を印刷する仕様だが
公開用は、印刷しない様に該当部分をコメント化。
(何か不具合あっても対応しかねますのでご了承下さい)